はじめに
01どうやって始めますか?
運転席側のダッシュボード下にあるポートにBluetooth LE対応のOBDアダプターを差し込み、Tachwireでアダプターを選び、CarPlayをつないで走ってください。Tachwireは車自身の応答から車を識別します。
近くに車がない? 最初の画面で「まだ車はない」を選べば、デモ走行ですべての画面を見て回れます。
iOS 18.4以降のiPhoneと、有線またはワイヤレスのCarPlay。
02自分の車がリストにありません
2008年以降の多くの車はOBDポートでCANを使い、標準の値(回転数、車速、水温、吸気温、車が送る場合はさらに多く)が得られ、メーカーに左右されない機能(タイル、警告、ラップ、計測)もすべて使えます。いちばん多く読めるのはBMWです。GシリーズとFシリーズはVINから識別されますが、Eシリーズ以前は識別されません。MINI F54–F60(2014–2024)も識別され、John Cooper Works Clubman(F54)は走行で確認済みです。Audi A3(8Y)とMazda3(BP)も走行で確認済みです。そのほかのAudiとMazda、そしてMercedes-Benz、Porsche、Ford、Toyota、Lexus、RAM、Dodge、Jeep、Chrysler、Land Rover、Jaguar、Volkswagen、Škoda、SEAT / CUPRA、Lamborghini、Bentley、Hondaには試用プロファイルがあります。アプリはこれらの車、またはその一部のモデルに標準のセット以上の値を問い合わせており、それを確認するのはそれらの車の走行ログです。メーカー独自のユニットにある値(油圧やトランスミッションなど)は、標準OBDでは決して得られません。メーカーごとの詳細は対応車種のページにあります。
接続
03アダプターが見つかりません
アプリが探すのはBluetooth LEのアダプターだけです。実走済み:OBDLink CX(最速)、vLinkerシリーズほか。「アダプター」のページに、実測の速さとともに全機種を載せています。未検証:OBDLink MX+と、個体差の大きいBLE版ELM327互換機。クラシックBluetoothやWi-FiのアダプターはiPhoneに接続できません。アダプターを差し込み、イグニッションをオンにしてCarPlayを接続してください。「その他 → 車両とアダプター」の「アダプター」画面には「確認」ボタンもあり、CarPlayなしでアダプターを試せます。
04接続したのに数値が出ません
Tachwireが車とやりとりするのはCarPlayの接続中だけで、CarPlayがなければアダプターには触れません。CarPlayが接続されていても、Pレンジでエンジンが止まっている間は車自身が沈黙します。これは正常です。走行中なのに何も出ない場合は、その走行を送ってください(下記)。
05走行中に数値が止まりました
値が止まると、Tachwireは自動的に接続をやり直します。それでも繰り返す場合は、その走行を送ってください。
読み取る値
06値がおかしく見えます
どの値か、車種とアダプターを添えてお知らせいただき、その走行を送ってください。過給気温のタイルが別のセンサーを読んでいたこと、ディーゼルが前回のバッテリー交換の日付をギアと取り違えていたこと、そのほか細かな不具合十数件も、こうして見つかりました。
07出力が低い、または薄く表示されます
出力が反映されるのは、アプリがあなたの車自身の摩擦を把握している回転域だけです。摩擦は、オイルが温まった状態(95 °C以上)での走行から500 rpmごとの帯域で学習し、2回の加速で値が一致した帯域から反映されます。それ以外では数値が薄く表示され、ピークや記録には入りません。どこまで進んだかは、「車」画面の「出力」で確認できます。
08タイルが空欄です
車がその値を提供しなかったか、アダプターが長い値を途中で切りました(どちらかはタイルに表示されます)。空欄は意図的です。推測で埋めることはしません。
CarPlayとカード
09車の画面を変えるには?
iPhoneの「その他」→「車の画面」で、ページ、タイルとその大きさを変えるか、「ギャラリー」の既製レイアウトを選びます。停車中は、車の画面でタイルを直接動かすこともできます。グリッドはお使いの車のディスプレイに合わせるので、大きな画面で作ったレイアウトは小さな画面に合わせて調整されます。
10Apple Watchにカードが残ります
Apple WatchはCarPlayサイズのカードを表示しており、アプリからWatch上のカードだけを消すことはできません。Watchアプリ →「スマートスタック」/「ライブアクティビティ」でオフにしてください。
Dragy
11Dragyと一緒に使えますか?
今のところTestFlightビルドのみで、App Store版ではまだ使えません。TestFlightビルドでは「その他」→「車両とアダプター」→「GPS計測器」でペアリングします。測位が良好なら、車の速度と一致する範囲でその速度を使い、タイムは衛星で測った速度で計ります。DRG70はテスト済みで、DRG70-CとProはまだです。先にDragyアプリを閉じてください。Dragyは一度にひとつのアプリとしか通信しません。
コース
12自分のコースが一覧にない
ラインを自分で設定してください。「その他 → コース」で「地図でラインを設定」を選ぶか、通過するときにiPhoneか車の画面で「ここにスタート/フィニッシュライン」を押します。以後、そのラインから3 km以内にいれば、ラップはそのラインで計測されます。コース名をsupport@tachwire.appまでお知らせいただければ、一覧への追加を検討します。
道路カメラ
13カメラの警告が鳴らない
3つのことを確認してください。警告は「その他 → 道路カメラ」でオンにするまでオフです。スペイン、ポルトガル、イタリア、ポーランド、オーストリア、ベルギー、オランダ、チェコ、ブルガリア、ノルウェー、キプロス、マレーシア、ロシアで鳴り、フランスでは危険区域と低排出ゾーンだけです。ドイツ、スイス、トルコでは法律で禁じられています。また、走行全体を通じた位置情報が必要です。「このAppの使用中のみ許可」では、Tachwireが車の画面にもiPhoneの画面にも出ていないとiOSが位置情報を止めるので、「その他 → 位置情報」で「走行中ずっと」を選んでください。
14位置情報はどこかに送られますか?
いいえ。国ごとのリストを丸ごとダウンロードしてiPhoneの中で照合します。サーバーにわかるのは、どの国のリストがダウンロードされたかだけです。リストがiPhoneに入っていれば、電波がなくても警告は動きます。
15カメラが抜けている、またはもうない
リストに新しいカメラがなかったり、撤去されたカメラが残っていたりすることがあります。道路、場所、進行方向をsupport@tachwire.appまでお知らせください。道路標識に従ってください。
走行ログとプライバシー
16走行ログの送り方
「その他 → プロジェクトを支援」で「手動」か「自動」を選びます。「手動」では、走行が終わると「マイカー」タブに送信の案内が出ます。「自動」では、Wi-Fiで自動的に送られます。どちらの場合も短いコードが発行されるので、support@tachwire.app宛のメールに記載してください。ルートは送信前に取り除かれます。位置が残るのはサーキットのラップだけです。
17iPhoneから何が送られますか?
4種類あり、いずれも「その他 → プロジェクトを支援」にそれぞれ専用のスイッチがあります。走行は、「プロジェクトを支援」をオンにした場合だけです。車の応答とVIN、アダプターのイベント、アプリのビルド、CarPlayの画面サイズを、ルートを取り除き(位置が残るのはサーキットのラップだけです)、暗号化したうえで送ります。保管期間は、サーバーでも開発者がダウンロードしたコピーでも30日です。VINや座標を含まない匿名化した抜粋は、アプリの検証のため、より長く保管することがあります。クラッシュレポートは、オフにするまでオンです。エラーが発生したコード上の箇所、iPhoneの機種、iOSとアプリのバージョンで、車や走行に関することは含みません。そしてアプリの使い方(どの画面を開いたか、どこでタップが反応しなかったか)は、アプリに尋ねられて「共有」をタップした場合だけ送られます。通知は、オンにした場合だけです。AppleがこのiPhoneに対して発行するトークン、アプリの言語とビルド、そしてログについての返信を受け取る場合は、送ったログのコードです。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
TestFlightとApp Store
18TestFlightからApp Storeへの移行
App Store版を、TestFlight版の上からそのままインストールしてください。同じアプリなので、走行とその履歴、しきい値、校正はすべてiPhoneに残ります。TestFlightから抜けるかどうかは任意です。
できないこと
19故障コードの読み取りやコーディングはできますか?
いいえ。Tachwireが読むのは走行中のリアルタイムの値です。故障コードの読み取りや消去、オプションのコーディング、サービスインターバルのリセットはしません。それには診断アプリをお使いください。